東日本大震災で、東北地方は大きな被害を受けました。
私たち響喜は、津軽民謡をはじめ、東北のさまざまな芸能に惹かれ、
自分たちの演奏にも取り入れてきました。
いつも私たちに力を与えてくれる東北の芸能への想いを込めて
これからも演奏していきたいと考えています。
2011/4/23 東日本大震災支援チャリティーライブ@太陽と月
【出演】
Time For Love
しもん(Per)
Jelly-B(G)
アキヒト
Chiko(V)&にゃる(key)
the cubridemens
万響&踊り子ゆっこ
サプライズ
Shige(Tp)
chichinoma
阪口翔一(V)
梶原和尚(G)
いっくん(G)
Omu(B)
金狼(Per)
2011/8/23 伽耶院万燈会
阪神大震災で亡くなった人々に6000本のろうそくを手向け、約700個の手描きとうろうに灯を入れる万燈会。
【プログラム】
会津磐梯山
さんさ~さんさ時雨
花笠音頭
秋田音頭
南部俵積み唄
津軽甚句
津軽アイヤ節
竹田の子守唄
RIN-輪-
会津磐梯山[福島県民謡]
原発事故後の福島への想いを込めて、多くのミュージシャンによって様々なアレンジで演奏されることが多かった曲です。
響喜では、箏の音色を生かしたバラード調のアレンジにしています。
2011/10/2 くらしの今昔館
くらしの今昔館では年2回の定期公演を行ってきました。
このときは「東北」をテーマに、東北6県の唄を取り入れたプログラム。
チラシのデザインも東北の地図。踊り子ゆっこのシルエットが
あちこちに散らされているのがなんだかおもしろいです。
【プログラム】
会津磐梯山(福島県民謡)
津軽アイヤ節(青森県民謡)
花笠音頭(山形県民謡)
秋田音頭(秋田県民謡)
さんさ恋唄
南部俵積み唄(岩手県民謡)
黒石じょんから(青森県民謡)
さんさ恋唄
岩手県の「さんさ踊り」のアレンジから始まり、青森県民謡「とらじょさま」、「りんご追分」、「青葉城恋唄」が順に重なっていき、最後に「見上げてごらん夜の星を」になる”不思議系”メドレー。東北への想いを込めて。
2012/2/28 民謡SONIC@江戸東京博物館
2011年の震災以降、とくに東北民謡を重要なレパートリーとしてきました。
民謡の伴奏楽器としては通常使われることがない箏をあえて前面にフィーチャーした独自のアレンジで、日本民謡協会主催のイベントに出演しました。
2012/11/8 大阪国際空港ライブ
東北への応援メッセージをこめて…
【プログラム】
娘道成寺
りんごメドレー
津軽よされ節
秋田音頭
南部俵積み唄
津軽アイヤ節
会津磐梯山
RIN-輪-
黒石じょんから
2012/11/9 集まれ!次世代の表現者たち@江戸深川資料館
「秋田音頭」「津軽アイヤ節」「会津磐梯山」「黒石じょんから」を演奏。
民謡に箏を入れたり、テンポを変えたり、アレンジしていくのが響喜のスタイルです。
黒石じょんから [青森県民謡]
青森県黒石市は、じょんから節発祥の地ともいわれ、毎年夏には日本三大流し踊りのひとつ「黒石よされ祭り」が開催されます。そこで踊られる「黒石じょんから」は、とてもエネルギッシュで躍動的。その熱気をそのまま取り込んでアレンジしました。
大雨のあと、岩木川の河原で里の娘が殿様をいさめる歌詞は、唄うたびに、復興途上の東北を想います。
2015/1/18 和のしらべコンサート@弁天町生涯学習センター
阪神大震災から20年のちょうど翌日のコンサート。
神戸から東北へ‥‥そんな想いを込めて。
という話をしているときに会場が揺れて、みんなドキッとしましたが、上階のフィットネスクラブの震動だったそうで、ほっと一安心(笑)という一幕も。
このときの演奏を見てくれた方との御縁で、翌年、東北の被災地での演奏が実現することとなりました。
2015/2/11 くらしの今昔館
1/17 阪神大震災と 3/11 東日本大震災の間に行われるコンサート、ということで「春よ、来い 神戸から東北へ、唄に想いを乗せて」をテーマに構成しました。
【プログラム】
春よ、来い/松任谷由実
会津磐梯山
さんさ恋唄(盛岡さんさ~りんご追分~とらじょさま~青葉城恋唄~見上げてごらん夜の星を)
南部俵積み唄
津軽アイヤ節
満月の夕/SOUL FLOWER UNION
La La La/Sing Like Talking
花は咲く
黒石じょんから
2015/5/9 カフェ&サロンゆるりコンサート
2012年に製作した4曲入りミニアルバム『東北民謡集』を聴いてくださったオーナーが、活動に共感してくださり、響喜コンサートが実現しました。
中野七頭舞へのオマージュ×滝流し~秋田荷方節
岩手で演奏することになったとき、何を持っていけばいいのか随分悩みました。その中で、踊り子ゆっこが学生時代から地元に通って習った岩手県の「中野七頭舞」をやりたい、というので出来た曲です。
本来の神楽舞の囃子は、笛・太鼓・手平鉦ですが、響喜では、長唄「勧進帳」より「滝流しの合方」と「秋田荷方節」をメドレーでアレンジしました。
2016/1/10-11 岩手ツアー
前年からの御縁が実を結び、響喜として初めての東北公演が実現。どんなプログラムが喜んでいただけるのか、悩みに悩んでいきましたが、みなさん本当にあたたかく迎えてくださって胸いっぱいになりました。
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SeRV(サーブ 真如苑救援ボランティア)「情熱シアター」にインタビュー掲載
2016/7/30-31 岩手ツアー
二度目の岩手。今回も陸前高田、大槌の4か所で演奏させていただきました。
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2017/3/11 3.11トーク&ライブ ~イラクから東北 響きあう原風景~ @堺町画廊
気仙沼在住の画家、相澤一夫さんの個展でのライブ。ご子息のYATCHさんとの御縁で演奏させていただきました。
この特別な日に、特別な会場での演奏。たくさんの想いがあふれてきました。
2017/3/19 東北の音と糸 vol.2 @中之島SPINNING
東北への想いを込めて、チャリティーイベントを企画しました。気仙沼出身のアーティストYATCHさん、響喜による「東北の音」。三陸の被災地で手編みブローチを作っている「EAST LOOP」、京都の町家で津軽こぎん刺しを作っている「みつばち舎」による「東北の糸」。細くても長く、これからもつながっていきますように。
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2017/7/29-31 岩手ツアー
盛岡おでってホール、陸前高田コミュニティホール、公営住宅3か所の計5か所で演奏させていただきました。
演奏の様子は一部、「動画」ページで公開しています。
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2018/3/18 東北の音と糸 vol.3 @豊中市伝統芸能館
和太鼓ドン有志(OBOG含)による「中野七頭舞を踊る会」の中野七頭舞で幕開け。東京から参加の「野ノ舞座」も、可愛いさんさ踊りを見せてくれました。また、大槌の復興支援に継続的に関わってこられた豊中市職員の方の講演もあり、今までとはひと味違うプログラムとなりました。今回も、みつばち舎さんが、こぎん刺しグッズを提供してくれました。
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2018/7/29-30 岩手ツアー
1日目は、大槌「よ市」のイベントステージに出演させていただきました。あいにくの雨でしたが、ステキなMCのぞみちゃんが盛り上げてくれました。2日目は陸前高田へ。去年お会いした方とのうれしい再会もありました。午前は復興住宅へ、午後はアバッセ高田で演奏させていただきました。
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2019/9/29-10/1 岩手ツアー
9/29は、陸前高田コミュニティホールでの演芸会へ。念願の妙子先生との共演を実現!
9/30は、大槌へ。おしゃっちでは、毎年来てくださる方にお会いできました。午後は、安渡公民館で地元の人形劇団「あんど娘」さんとも共演させていただきました。
10/1は再び陸前高田へ。皆さんと上方唄「浪花の四季」の替え唄「陸前高田の四季」を作りました。
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人形劇団「あんど娘」さんと一緒に『津軽甚句』
震災を乗り越えて復活した、大槌の人形劇団「あんど娘」さん。この日、上演された演目『弁天島の魔物』に登場したカッパや魔物たちが、一緒に『津軽甚句』を踊ってくれました!
to be continued...